書いた人:村田有司(英会話講師・翻訳者)
初心者が英会話レッスンで上達するための3つのヒント
学生時代に英語があまり得意でなかったけど、英語を話せたらいいなと思っている。
英語は結構好きだったけれど会話となるとまるっきりダメ。
仕事をリタイヤして時間に余裕ができたので、英会話にチャレンジしたい。
「英語を話したい!」って思っていても一歩を踏み出せる勇気や機会がなく、ついつい先延ばしにしていませんか?
今まで何度かチャレンジした方もおられると思います。
「今度こそ英語をがんばるぞ!」と気合を入れて本屋で英語本を買った時も、英会話スクールに思い切っていった時も、心の中では
「本当に話せるようになるのかな?」
と半信半疑だったりしませんでしたか?
思うように話せるようにならず、途中で投げ出されたケースも多いのでは?
大人の初心者が英語を話せるようになるために必要なことは実はそれほど多くはありません。
本当に必要なことは3つだけです!
この記事でわかること
- ワクワクする気持ちの継続
- 英語学習の習慣化
- 自分に合った勉強法
上達するためのヒント1
ワクワクする気持ちの継続
「英語って楽しい!」
この気持ちをずっと持っていれれば大丈夫です。
楽しいこをやっているときは苦になりませんよね。
学生時代の英語の授業だと
「これって本当に必要?」
「単語を覚えるのが面倒くさい」
などと思いながら、仕方なく覚える努力をしていませんでしたか?
年齢が上がるほど、単語やフレーズを覚えにくくなってきます。
でも、ワクワクする気持ちがあれば、多少時間がかかっても一歩ずつ進んでいけますよ。
そのワクワク感を持続するためには、いくつか方法があります。
1)英語を使う予定を入れる
海外旅行、短期留学、ホームスティ、海外ボランティア、外国人留学生の受け入れなどの計画を作る
2)趣味と関連付ける
例えば、料理好きであれば、外国の料理番組を見たり、英語のレシピを買ってみる
スポーツが好きであれば、TV観戦中に可能であれば副音声の英語に変える
3)英会話のサークルなどに参加する
仲間がいれば、楽しいですよね
4)スマホなどのアプリを利用する
英語ネイティブで日本語を勉強したい人とお互いの言語を教えあう言語交換アプリがおすすめです
5)次回が楽しくなるような英会話レッスンを受ける
「次回はこんなことを話そう」と思えればワクワクしますし、そうなれば毎日の生活にも張り合いが出てきます。
上達するためのヒント2
習慣にする
英語を話すためには、ある程度の期間が必要です。
一朝一夕で話せるようになることはありません。
だから逆に話せるようになれば楽しいし、たくさんの可能性が広がります。
社会人になってから英語を再度始めても、三日坊主で終わってしまうケースが少なくありません。
でも三日坊主は脳科学から見ると、当たり前のことだそうです。
脳は変化を嫌います。
言い換えればマンネリ化されたことは定着し継続できることになります。
そういえば、子どもの頃は歯磨きが面倒だったのに、いつの間にか習慣化されて、今では何も考えず毎日歯を磨いていますよね。
だから脳の指示に素直に従うと3日目位で英語もギブアップすることになります。
でも脳は意外と騙されやすいので、しばらく継続をするとマンネリ化し、そのことをやって当たり前になってきます。
そう言われても、なかなか続かない場合。
1人でコツコツ英語の勉強を続けるのってやはり大変ですよね。
それなら週1回のレッスンを受けて、毎日のスケジュールの中に英語の時間を入れられることをおすすめします。
簡単に習慣化できますよ。
上達するためのヒント3
自分に合った勉強法
英語のトレーニングも習慣化でき、2年間がんばった!
でも、
「あれっ、上達してない。騙された!」
ということにならないように先に言っておきます。
努力は裏切りませんが、努力の仕方で結果が全く違ってきます。
効果の少ないムダな努力は必要ありません。
同じ時間数を英語のトレーニングに費やしたとしても、方法が間違っていると上達の幅が少なくなってしまいます。
要は英語を話すためにはある程度の期間、正しい方法でトレーニングをする必要があるということです。
それができれば誰でも英語を話せるようになるはずです。
英語学習法についてたくさんの書籍がありますので、まずは自分自身に合う学習法を見つけましょう。
これだと思う学習法を見つけたら、少なくても2ヵ月は継続してください。
1週間くらいやってみて、すぐに別の方法を試してしまうのは得策ではありません。
短期間では結果が見えてこないので、そこで止めてしまうと効果が分からないので、本当はとても合う方法だったのに投げ出してしまうという、すごくもったいないことをしているかもしれませんよ。
自分に合うトレーニング法がよく分からないという場合、まずはプロに相談してみましょう。
英語力を客観的に判断して、アドバイスをしてくれるので、いろいろな方法を試して時間をムダにしてしまうこともありません。
以上の3点を実践できれば、きっと違う世界が見えてきますよ!
参考記事